不動産業界へ就職するには必須の資格、それが宅地建物取引主任者(=宅建主任者)。入る前に取るか、入ってから取るか……もちろん、入る前に取得しておくに越したことはありません。ただ、最初から不動産業界を目指していなかった人が方向転換し、転職を希望して必要に迫られることもあります。また、漠然と『資格』を取ろうと考えているうちに興味を持つこともあるでしょう。
背景はさまざまですが、毎年20万人近くが受験する宅建主任者の資格試験。仕事に直結する資格だからこそ、ニーズも人気は衰えることはありません。そして、いざ受験となると、気になるのは“難易度”。
このサイトでは、難易度に関する話題の他、試験のことや勉強法などをお伝えしていきます。私の経験をもとにした内容ですが、“気になる”人は、ちょっと覗いてみてください。
ひょんなことで知った「宅地建物取引主任者」って!?
私が宅地建物取引主任者(=宅建主任者)に興味を持ったのは大学3年生の時。卒業する先輩が引っ越すことになり、何かと言えば手伝いを頼まれ、住む場所の相談に乗ったり、時には不動産屋さんまで同行したりすることも。物件を一緒に見に行き、担当者の説明も聞きましたが、これは「引っ越しもよろしく!」という伏線で、まんまと先輩の作戦に乗せられていました。ただ、その時に出会った不動産屋さんのスタッフがキビキビ働いていて好印象。「面白そうな仕事だな」と思ったのです。
先輩の引っ越しは無事に終了。こき使われましたが、少し役に立つこともありました。あとで知ったことですが、不動産物件の取り扱いには宅建主任者の資格がいること。大学在学中に取得する人がいること。法律系の資格の中で「難易度」はまん中辺りだということ……。せっかくだから、在学中に資格を取ろう! 一度はそう考えたのですが、結局は途中で諦めてしまいました。理由についてはあとで詳しく触れますが、勉強法に問題があったのです。それと、モチベーション。就職活動で目指していたのが別の業界で、受験に取り組む真剣さが足りず、正直なところモチベーションは高くはありませんでした。
一度は就職したものの……。
当初、私が選んだ就職先は、「難易度」が高いと言われるマスコミ業界でした。第一線での活躍を夢見ていましたが、希望する部署への配属は叶いませんでした。もちろん、異動の機会を待てばいいのですが、ふと頭に浮かんだのが宅建主任者のこと。“不動産業界って、やりがいがありそうだな……”。すぐに転職するわけではありませんが、チャレンジしようと考えました。
ただし、今の仕事は忙しく、思ったように勉強時間が取れるかどうか不安はありましたね。それでも、“1年、いや2年かかっても合格するんだ”という覚悟があったので、「難易度」のことも気にせず準備に取り掛かったのです。ここからは、さまざまな話題に触れながら、合格までのプロセスをお話したいと思います。